こんにちは、うらゆきです!
私はここ数年、キャンプ場で年越ししているのですが、
今年は、「富士山周辺で年越しキャンプをしてみたい!」と思い立ち、富士山周辺のキャンプ場のHPをかたっぱしから確認して予約を取ろうとしました。
しかし、洪庵キャンプ場や、ふもとっぱらキャンプ場、他の富士山周辺のキャンプ場も、11月初旬の段階ですでに予約はいっぱい・・・。
「富士山の近くで年越しキャンプは無理か・・・。」
と諦めかけていた中、偶然ネットで見つけたのが、この「西湖・湖畔キャンプ場」です!
この西湖・湖畔キャンプ場は、事前予約システムはなく、キャンプ当日に実際に現地に行き、先着順にキャンプ場に入場できるというシステムです!
と兵庫県から車を走らせ6時間・・・。
そんな「西湖・湖畔キャンプ場」で2020年の年末に氷点下年越しキャンプをしてきたので、その感想を書いていきたいと思います!
- 「富士山周辺のキャンプ場がどこも予約いっぱいだった・・・」
- 「西湖・湖畔キャンプ場の雰囲気が知りたい!」
- 「西湖・湖畔キャンプ場で、実際に氷点下キャンプをしてみた人の感想を聞きたい!」
- 「氷点下キャンプの装備を揃えたが、どこに行ったらいいか分からない・・・」
- 「トイレや炊事場とかの設備が整っているキャンプ場に行きたい」
目次
はじめに
西湖・湖畔キャンプ場ってどんなところ?
「西湖・湖畔キャンプ場」は山梨県南都留郡、ちょうど富士山の北側に位置し、また世界遺産 富士五湖の一つである「西湖」の湖畔にあるキャンプ場です。
(※西湖湖畔キャンプ場と富士山との間には別の山がある為、キャンプ場から富士山を見ることはできませんが、西湖の佳景と自然を感じることができます。)
ちなみに富士五湖とは、「本栖湖」「精進湖」「西湖」「河口湖」「山中湖」のことを指し、富士山周辺の北西〜北東側に位置し、2013年に世界文化遺産に登録されています。
新東名高速の新富士ICで降り、そこから下道で1時間程度で到着しました。
新富士ICを降りたら、国道139号線をひたすら北上します。
キャンプ場へ向かう道中に、道の駅「朝霧高原」がありますので、山梨県のご当地グルメ、特産品を見たい方は是非、立ち寄る事をおすすめします!
国道139号線を走っていくと、世界遺産の西湖の案内看板が見えてくるので、看板に従い、県道21号線に入ってください。県道21号線は西湖の周回道路となっており、道なりに進むと、西湖湖畔キャンプ場に着きます。
県道から看板に従い、西湖・湖畔キャンプ場へ入ると、右手に管理棟があります。
西湖・湖畔キャンプ場の売店・管理棟
管理棟前の砂利道に車を停めて受付を待ちます。
西湖・湖畔キャンプ場は予約システム無で、早いもの順!
下記が、西湖・湖畔キャンプ場のサイトマップです。
朝8時から先着順で受付の為、売店・管理棟の前に車を止め、受付を待ちます。
私は12月31日のAM3時ごろにキャンプ場に到着しましたが、さすがに私より早く並んでいるキャンパーさんはおりませんでした。(笑)
ですが、AM4時〜5時頃になると、他のキャンパーさんも続々と現れ、6時頃には私の車の後ろに20台くらい並んでいたと思います。
ちなみに、管理棟の目の前はロータリーのようになっており、ロータリーの左側は駐車場なのですが、こちらに車を停めてしまうと、後続の車に順番を抜かされてしまう可能性があるので、管理棟前に列をなしている車の後ろにつくことをお勧めします。
「寒すぎる・・・。外マイナス7℃やて(笑)」
言うまでもなく、真冬の山梨県は全てを凍らす極寒環境なので、完全防寒で行く事をお勧めします。
「日中は16℃ ? え、暖かいやん!夜もいけるっしょ! easy easy!(笑)」
みたいに考えて軽装備で行くと後悔します。というより、リアル凍死します。
私は、AM3時から受付開始の8時まで車内で待機していたのですが、ずっとエンジンをかけていると喉が乾燥してやられるので、途中エンジンを切ると、切った瞬間からみるみる車内の温度が下がっていきます。
車内にも、毛布やカイロ等の防寒対策を施してから、キャンプ場へ向かう事をお勧めします!
いざ、キャンプ場へ
料金
そんな寒すぎる極寒環境を耐えつつ、朝8時になり、キャンプ場管理人さんの案内のもと、受付をすませます。
料金は、大人1人 ¥1,500- 車1台¥1,000- です。(バイクは1台¥500-)
チェックインはAM8時 チェックアウトはAM11です。
その他、料金に関する情報は、下記に西湖・湖畔キャンプ場の公式ホームページのリンクをのせておきますので、ご確認下さい。
あとは、キャンプ場に来る道中で、薪を購入することお勧めします。
私が行った時は、管理棟にて薪の販売はありましたが、数に限りがあり、また建築用木材の端材のような薪で、火付けはいいが、広葉樹の薪のように、長時間燃えるものはないので、富士市内のホームセンターや、道中の材木店で薪を多めに購入してからキャンプ場へ行くようにして下さい。
私は、妻が極度の寒がりの為、広葉樹薪を6束買ってからキャンプ場へ向かいました。(笑)
「薪が多すぎて困ることはない! 逆に少ないとマジで詰む!」
受付を済まし、料金を支払うと、先着順にキャンプサイトへ車を移動します。
第一広場(テントサイト・キャンプファイヤー場)
西湖・湖畔キャンプ場は大きく分けて3つのテントサイトがあり、大きな平地の第一広場か、その横の第二広場、そして湖畔サイトかを選ぶことができ、私は今回、第一広場を選ぶことにしました。
第一広場はこんな感じの平地が広大に広がっております!
本当は、湖畔サイトに行きたかったのですが、湖畔サイトは、夜間特に寒くなり、また風も吹くので、体感温度がマイナス8℃〜くらいになると管理人さんに聞いたので、第一広場にしました。
レンタカーのCHR(四駆スタットレス付)の 横にテンマク サーカスTC設営完了!
勿論、薪ストーブインです^^
サーカスTCに薪ストーブをインストールするのは別の記事でも紹介しておりますので、興味のある方は、是非ご覧下さい。
第二広場
第二広場は、管理棟から湖畔サイトへ向かう道中にあり、第一広場より敷地面積は狭いものの、周囲に松の木が生えており、風避けになってくれているので、多くのキャンパーがテントを張っておりました。
また、炊事場やトイレから一番近いサイトがこの第二広場です。家族連れで小さいお子様がいらっしゃるキャンパーさんは第2サイトが一番利便性がいいかもしれませんね!
湖畔サイト
3つのサイトの中で、一番人気なのが湖畔サイトです!
多くの人が湖畔沿いにテントを張っておりました。ソロキャンパーさんも多くいらっしゃって、薪ストーブをインしている方、石油ストーブの方、またテントも多種多様でオシャレで、見ていて楽しかったです。
「湖畔、、素敵やん・・・。絵になるわぁ・・・。」
日中でも全てを凍らす極寒環境、それが真冬の山梨(笑)
整備された快適な炊事場・トイレ
西湖・湖畔キャンプ場の炊事場は、なんとお湯が出ます。
それはもう、ぬっくぬくのお湯が出ます。(笑)
温かい夕食を食べた後に、極寒の水で洗い物をする心配はもうありません!
冬季は常時お湯が出るようなので、夜中にトイレに行った時や、朝方、快適に顔を洗ったり、歯を磨いたりできます。
トイレも非常に綺麗に掃除されており、快適でした。
トイレや炊事場が綺麗なキャンプ場は、女性キャンパーも快適に利用できるので、ありがたいですね!
私の妻もお湯が出ることに感動してました。(笑)
おわりに
いかがでしたか?
真冬の「西湖・湖畔キャンプ場」の雰囲気は、この記事を見てくださっているキャンパーさん達に伝わったのではないかなと思います。
西湖・湖畔キャンプ場は、本当に美化・清掃が徹底されており、またお湯が出る炊事場など、キャンパーさん達が快適に過ごせるよう、管理人さんの心遣いが感じられました。
真冬でも、「家族みんなでキャンプに行きたい!」、「パートナーと一緒に真冬のキャンプを楽しみたい!」と考えている方は、西湖・湖畔キャンプ場なら快適にキャンプを楽しむことができるので、是非、足を運んでみて下さい!
年越し氷点下キャンプ、一度経験すると、ハマりますよ・・・。(笑)
最後になりましたが、本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました!
これはもう、行くしかない!